Producers
#05
透明な
ピーマンの種
雨水かな
瀬川耕太Kota Segawa
たのくろ農園
露地野菜、水稲、養鶏
「ぽっこわぱ耕文舎」にてバイオダイナミック農法の考え方を1年間勉強したのをきっかけに、農家として生活することを考え始めました。生活、職業としての農業を研修した後、地域の方々の様々な協力があり、南阿蘇に農地を借りることができました。プロセスを大切にして、「身近なものを使ってできる!」という納得感が有機農業の魅力だと考えています。
時期や天候に合わない野菜作りをすると、害虫の被害や病気のリスクも高まります。そこにかけてきたエネルギーを削減する代わりに、旬の野菜を乾燥野菜にして出荷したり、人手が足りない地域の農家を手伝ったり、他の農家さんたちと組合をつくったりと、より自然の摂理に合った効率の良い野菜作りをしていきたいです。
また、今後進めていきたいと考えているのは「俳句農法」。農業をする上で重要なのは、毎日自然環境や作物と向き合い観察することと、農作業を楽しむこと。季節の移り変わりや農作業をする中での気づきを、俳句にして読むことによって、日々のメモがわりにもなり、新たな考察も生まれやすくなります。
「野菜みな 臓器のごとく 転がれり」
オンラインショップ
ONLINE SHOP